ネタバレ注意
プレイ前、矢代はノーマークだったけど終わった後は一番好きな√になりました
個人的に君と出会えて世界が色づいた的なフレーズを思い出します
自称記憶喪失のうさんくさ男。その正体は銀湾の間者
矢代は自分自身のことを心がないと言ってますが、そんなことないよなーと思いました
それまで取り繕ってるけど、時々素っぽいの出てますし
それで調べたら失感情症というのを見つけました
喜怒哀楽などの感情があるが、感情を認識するための感情機能がうまく作用せずに、自分や他者の感情が認識しずらい。病気ではなく性質だそうです
矢代は雛菊からよく何を思ってたの？とか、なぜあの行動したの？と質問されるのですが、なかなか答えられません
答えても曖昧な回答だったり、考え込んでから答えています
自分の感情が変化したことに気づかなかったり、他人から今の感情を聞かれても答えられない
矢代はこの失感情症じゃないかなと思いました
√序盤、矢代は甘いものを食べたときに「甘いものは栄養価が高いから、結構好きなんだ」と言ってます
矢代にとって食べることは栄養を摂取する行為で味には興味ない
失感情症の症状の一つに摂食障害で食事に興味がなくなるとあります
矢代が失感情症になった原因は「赤子の頃から泣きもせず、笑いもせず」とあるので遺伝ですね
矢代を疎んでたらしい矢代の両親のことは元から嫌いでしたが、そう考えるとますます嫌いになりました
失感情症の改善方法は自分や他人の気持ちに興味を持つこと
雛菊が矢代にしていた質問や逆に矢代が雛菊に質問していたことは、矢代の失感情症の改善になっていたということだと思います
矢代の好感度の上がる選択肢は雛菊がストレートに気持ちを伝えたときですし、その過程が丁寧で良かったなと
りんご飴や重湯の会話は、矢代の摂食障害が治ってきてるんだろうなと感じられて好きです
特にりんご飴は、雛菊から貰ったりんご飴だから特別だったんだろうなと思って微笑ましい気持ちになりました
矢代の「俺は君のことが愛しいよ。・・俺の心を動かすのは、いつも君なんだ」の言葉は、雛菊が矢代の世界を変えたんだなと思わせて良かったなと思います
BESTエンド
敵がいるってわかっている動力部に向かうのが、元間者と非戦闘員の雛菊だけかい！って思っちゃいましたね・・。別経由で露草たちも行くけど
なんだかんだ丸く収めて、矢代は独立して何でも屋に
朔、これで終わらないぞ的な不穏な笑い声はやめて・・。BESTエンドがBESTエンドでなくなっちゃう
初めて会った高台での矢代の「ずっと傍にいて？姫様の全部、俺にちょうだい」や「姫様をもらうためなら、凍玻璃を敵に回すよ」のセリフが好きです
矢代は凍玻璃の住民も好きになってるので、そんなことしないと思うのですが熱烈でいいねー！ともだえたENDでした(笑)
BADエンド
雛菊を人質にとられ枸橘に従ったように見せかけて、枸橘を倒そうとしたものの相討ちになったEND
雛菊を守るために表面上は枸橘に従わなければならない矢代が辛い
死ぬ覚悟をしていただろう矢代と雛菊のキスとか今際の際の矢代のセリフが切なかったENDです
矢代の死から半年後、誰も矢代のことを言わないとありますが、あの場にいた淡雪とか矢代の死に何とも思わなかったってことはないと思うので、矢代を忘れたというより一番悲しんだだろう雛菊を気遣ってるんじゃないかなと思いました
余談、矢代って東瀛の皇子様だったんかい！
いくら疎まれてたからって皇子が間者って思いつつも、まったく別ゲーだと王族が自警団やってるやつあるしいいのか・・
この設定知って矢代√がもっと好きになりましたね
敵対してる国同士の皇子と令嬢の恋って王道だけどそれが良い・・
真相√で淡雪監視の下、矢代と千鳥が話した後に急に千鳥が矢代に敬語なのは身分を明かしたからなんだろうなと思いました
見下してた捨て駒同僚が実は自国の皇子だと知ったら、そりゃ変な声も出ますね・・
それではここまで読んでくれてありがとうございました！
