ネタバレ注意
璃空√の感想に書いてたら、自分でも誰の感想?と疑問に思うレベルで長くなってしまったので別に分けました
オランピアソワレはサブキャラの設定も凝ってて好きです
白夜に対して
白夜に優しく接しているようでいて、白夜を見る目が冷たかったり時折言葉の節々に棘がある珠藍大姉
珠藍大姉は何故白夜に対して当たりきつかったのか疑問でした
そのことではっきり明言されていないんですが、縁√の貴方が[白]以外の娘であったなら娘のように妹のように愛せたはず発言から、白夜は自分含む島の他の女たちと違って恵まれた女だから気に食わなかったのかなと
島の他の女たちは好きな相手と結婚できないことが多いのに対し、白夜は最上位の[白]で結婚相手を自由に選べる
智慧など必要ない、書物を読むと子を孕めなくなると言われている中、白夜は道摩から教師をつけてもらい、書物も自由に読んでいいと言われていたこととか
白夜が珠藍大姉の作っている女だけの学舎に入学したいと言ったときは、あなたには必要ないでしょとチクチク言ったりで
自分が恵まれた環境だという自覚がなく、理想論を語る白夜にイライラしていたところもあったのかなと思いました
美しい徒花(叉梗との関係)
璃空のバッドエンドの美しい徒花で、白夜から叉梗を愛していたのかと聞かれた珠藍大姉は女同士の秘密と言って、私と叉梗は卑流呼様が色々と間違えてしまった、本当は彼が私の半身であったはずと答えている
手記では叉梗と男女の仲かと聞かれたときに信頼し合う良き友人と答えてて
私はこれ読んで半身は双子の兄妹として言ったのかなとチラッと思ったんだけど、このENDの珠藍大姉の発言聞くとやっぱり叉梗のこと兄以上に愛してたんだろうなと
半身は恋人だけに使う言葉じゃないけど、本作では男女間の運命の相手という意味でずっと使ってるし
手記は他のことは本音だけど、叉梗のことは後々読む人を意識して濁している
男女の関係=肉体関係という意味では2人は確かに無いんだろうし嘘は言ってない
ただ全部を語ってないだけで
このENDで珠藍大姉は手記にも書かなかった胸の内を自分と同じ奪われ喪った女になった白夜に話してくれたのかなと思いました
それではここまで読んでくれてありがとうございました!