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成人済みのゲーマーです イラスト/ノーコピーライトガール

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 高綱、重衡、忠信、継信 個別感想

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佐々木高綱

最年少の快活な頼朝の家臣

2人で頼朝の補佐をしつつ交流する話

遮那王に2人で頼朝様の補佐しようよ!きっと仲良くなれるよ!と誘ってくれるのは良いですが、その会話してる横に頼朝いるっていう。本人の前でする会話か(笑)

遮那王が初陣で緊張してたら騎馬の練習誘ってくれたり、気晴らしに町の散策に誘ってくれたり、何くれと気遣ってくれて本当に最年少?

もっと若い頃から頼朝の家臣をしているそうなので、色々気を回せないと務まらないのかもと思いつつ

頬にキスとか可愛いエンドでした!

 

平重衡

https://www.otomate.jp/birushana/img/special/dl/icon_6.png

一門以外を見下す平家らしいブラコン公達

知盛に執着されている遮那王に興味を持って、平泉に乗り込んでくる話

知盛のあの怖くない怪談話をいまだに怖がっているという衝撃。教経もいまだに怖がっているのか・・?

遮那王が重衡の看病中に性別バレ。重衡が遮那王を抱きしめて、兄上に取られたくない!は展開早くてちょっとついていけなかった

遮那王と重衡、ちょっと仲良くなったなー程度の認識だったので

でも、好感度マイナスから仲良くなって恋愛ってなると、丁寧にやろうと思ったら1章分だけじゃ足りない。尺的にしょうがないか

FDするのでそちらを楽しみにします

 

佐藤忠信

惚れっぽい、勉強嫌いな弟者

遮那王の性別を知った忠信が、大切だから守ると誓う話

鍛錬以外は女性といるらしい忠信

じゃあ手慣れてるのかと思いきや、好きな女の子と少し話しただけで舞い上がって、その都度兄に相談するという初心な行動してます

からしてみればうっとおしいだろうけど、兄弟仲が良くて微笑ましいです

継信エンドで継信が弟が知ったら終始顔に出すだろうと言っていましたが大正解

挙動不審な忠信に怪しんでいる継信と秀衡、必死にフォローする春玄と弁慶が面白かった

後、遮那王を女性と意識しないように一緒に鍛錬は脳筋で笑う

 

佐藤継信

物腰柔らかな(弟には辛辣)兄者

継信が遮那王を敵の弓から守る話

平家物語の継信は教経の弓から義経を庇って戦死しているそうなので、それを意識した話だろうなと思いました

なので戦場で継信が敵の弓から遮那王庇って負傷したときは肝が冷えました

良かった生きてた

その後の「あなたの痛みや傷がすべて私に移ればいい」「この手についている傷だってひとつ残らず消して差し上げたい」で傷痕にキスは反則

サブキャラの中で個人的に一番糖度高かったなーと思ったエンドでした

 

 


 

サブキャラでビジュアル一番好きなの泰衡だったので、エンド無かったのちょっと残念でした。キャラ的にダメなのか・・

源平飛花夢想面白かったのでFDの一樹の風もプレイしようと思います

でもまだ購入してないので、先に購入済みの「泡沫のユークロニア」プレイしてからですね

今からプレイするのでプレイ感想まだ先になるだろうけど、良かったら読んでやってください!

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 知盛 個別感想

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様子のおかしい、おそらく作中一の美形

知盛がラスボスになる√では、遮那王が自分の手に落ちて妻になるのも良し、はたまた強くなって自分や平家を滅ぼしてくれるのも良し。どっちに転んでも美味しい

遮那王という存在には興味あるけど、遮那王の意思には興味がない

知盛が相手役になる√とラスボスになる√の違いってなんだろなって思ったら琵琶湖でのやり取りで、知盛が遮那王自身に興味を持つか否かだと思います

知盛√では「宿命にまかせて身をゆだねろ(自分の物になれ)」と言う知盛に対し、遮那王は「私は宿命から逃げない。向き合って・・・切り開いてみせる!」とたんかを切ります

その言葉に「知盛は虚を突かれたように私を見つめた」とテキストがあります

知盛は同じ力を持っていながら、宿命に流されるままの自分とは真逆の考えを持つ遮那王にびっくりしたんだと思います

そこまで言うならこの場をどうやって切り抜ける?と挑発する知盛に、遮那王は知盛が乗るのは無理と言っていた湖上の舟に、見事自力で飛び乗ってみせました

それを見て知盛は、この娘なら本当に切り開くかも?と遮那王自身に興味を持ったんだと思います

頼朝√では、遮那王は一応たんかのセリフに近いことは言うんですが、知盛はそのセリフに満足してそのまま引き上げ、舟に飛び乗るイベントは発生しません(湖上にそもそも舟がない)

弁慶√にいたっては、遮那王はたんかを切らないし、舟に飛び乗るのも弁慶に投げ飛ばされたからです

知盛が遮那王自身に興味を持つレベルではなかったんだろなーと

その後の知盛は平泉に引きこもった遮那王を自分のところまで引きずり出すため、近隣の有力者に命令して面白おかしく揺さぶりかけるし、遮那王の夢にわたってきて直接脅したりします。他√ではそこまでしないのに

さらには遮那王の気を引きたくて平家の立場が悪くなるのを知っていながら、父をそそのかす妹を後押しします

それで遮那王には思慮浅い父と妹と言っちゃったり。こことんだ2枚舌だなーと笑いました。いい性格してます

戦場で遮那王をさらい、交流していく内に知盛が遮那王の笑顔が見たいと言い出した時は感動しました(笑)

他√では遮那王に自身の欲求を押し付けるばかりだった知盛が、遮那王自身を見て、そういえばこの娘の笑顔を見たことがないなと気づいたから出た言葉だと思ったからです

知盛が遮那王としていた「情緒ある話」「知盛には心が乱されない」話で無言になったり不満そうなのは、自分には全く気がなさそうな遮那王の様子にムッとしていたんだと思いました

そんなこんなで遮那王も知盛にほだされて、知盛といる時は2回寝ぼけて春玄と間違えていたのに、源氏陣営に戻ったら今度は春玄を寝ぼけて知盛と間違えたり。

あれは、遮那王にとって安らげる相手はいつの間にか春玄から知盛に変化していたってことかなと思いました

後、弱気になっている知盛に「ならばこれからは、ずっと私を見ていろ」「死ぬなら私も連れていけ!」とか言う遮那王カッコ良すぎ!

今までは知盛が遮那王を振り回している感じだったのに、いつの間にか逆転してて笑った

 

恋愛エンドは源氏と平家の間に和議が結ばれ、遮那王が知盛に嫁ぐEND

これも幸せそうだから好きなのですが、遮那王しか興味なくて平家?なるようになるんじゃない?な知盛√で和議が結ばれ、平家一門のために奔走していた教経√は和議が結ばれないの教経が可哀想だなと思いましたね・・

この√だと教経生存だからいいか

知盛が「私の嫉妬心で再び源平の戦いが起こらないことを祈っておくれ」って冗談言ってましたが大丈夫です。

万が一そうなったら、遮那王が知盛をはったおして終戦だ!と思ったENDでした(笑)

 

悲恋エンドは力を暴走させた遮那王がたくさんの人を殺し、我に返った後自害。知盛が遮那王の亡骸を抱えて、後追い入水する救いのないEND

遮那王が生きる意味になっていた、知盛の入水するときのセリフが切なくてけっこう好きです

 

余談、公式最後推奨の√のラスボスが遮那王の実母かあ

あんなに肉親にこだわり、肉親からの情に飢えていた(特に春玄√)遮那王にぶつけるかあと思いましたね

自分で考え、母親が間違っている!と反抗するのは、遮那王の精神的自立を表現してるのかもと思ったり(反抗期というほど交流ないですが)

でも蓮月倒した後に、遮那王が母親とは思えなかったと言っているので、ちょっと違うかもなと思いつつ

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

 

 

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 頼朝 個別感想

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冷静沈着で表情も乏しい何考えてるかよくわからない兄上

この人どんな恋愛すんの?と思ってましたが、こちらも終わったらかなり好きな√でした

 

頼朝は父、義朝から命令されたからとはいえ、父と兄を手にかけたことがトラウマになっています。肉親を手にかけた自分は個人として幸せになってはいけない

自分を律し、父の最後の願いである平家打倒、源氏再興とさらに悪しき世を壊し、正しい新しい世を築くことが自分の天命だと思うようになりました

私がそれを聞いて納得したのは、√序盤の敗走中の頼朝の行動です

弁慶√では重衡を弁慶ごと弓を引いているので、冷静に大を救うために小を切り捨てる人だと思っていました

でも敗走中の頼朝は、自分が殿になるから逃げろと言う兵士を無視して追ってきた敵兵士に斬りかかります

そのまま兵士を盾にして逃げた方が良いはずなのに、冷静沈着な頼朝らしからぬ行動だと思ってました

あれはたぶん、頼朝の目には自分を逃がそうと盾になろうとした兵士たちが、在りし日の父と自分を逃がそうと盾になった結果深手を負い、殺すことになってしまった兄の姿と重なって見えたんだと思います

頼朝のトラウマを刺激したんだろうなと

頼朝は自分自身も他人も目的を達成するための駒だと思っています

そのため何かの拍子に自分より弟の方が源氏の棟梁に向いている、より良い世にしてくれる、自分の存在が障害になるかもと思ったら、父や兄たちにならって弟に命を差し出してきそうな感じもするなと

遮那王のことも当然駒だと思っていましたが、自分のことを本当の兄だと思って純粋に慕ってきて、寄り添おうとしてくる遮那王に戸惑いつつも心を許していく様子が丁寧で良かったです

遮那王の「兄上が託された父上や兄上達の命、そして源氏の宿念を私にも分けて下さい!」という言葉は、精神的に一人で戦ってきた頼朝にとって確かに救いだったと思いました

 

恋愛エンドでは頼朝が遮那王にプロポーズするED

目的のため自分を律し、かすかに笑う程度だった頼朝のニッコリ笑顔が感慨深いです

遮那王の従者たちに嫉妬し、会ったり、一緒に鍛錬しようとするのをやんわり諌めようとして、遮那王に伝わらず悲しそうな頼朝がかわいそ可愛いかった(笑)

 

悲恋エンドでは、体が不自由になり死にたがっている遮那王を、わかっているんだけどそれでも失いたくない頼朝がそばにおくED

遮那王が独白で「この手で終わらせて欲しい・・私が私である内に」って言ってるので精神的におかしくなってきてるのでは?と思ったエンドです

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 春玄 個別感想

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遮那王が一番大切で守りたい、一緒にいたいという思いが強い春玄

そのため春玄の√ではその手のワードがかなり出てきます

「お前は俺の世界を明るく、そして温かくしてくれる。子供の頃からずっとそうだ」

作中で遮那王は輝くものの子という意味だとあります。春玄にとって遮那王はまさにそういった存在なのだと思いました

春玄は遮那王元服して義経になった際には、2人きりの時は変わらず遮那と呼んでいいかと聞いてきます

これ聞いてくるの春玄√だけで、他の√では元服後も皆の前でそのまま遮那と呼んでるんですよね

「俺だけは秘密を抱えて生きるお前を変わらず見ていると覚えていて欲しいんだ」

そんな気持ちで他√でも呼んでたかと思うと、ちょっと切なくなりました

 

春玄が本当の義経なのは、弁慶√で遮那王が平家の生まれではないかという疑惑と、√序盤の常盤御前の態度で、そうなんだろなという感じでした

でも、史実の義経が頼朝に無断で後白河法皇から官位を授かるのをこの形で持ってくるかーと驚きました

春玄の性格だとそのまま受けないですもんね

その後の春玄の目にハイライトが消えた時は、バッドエンドに行ったかと思ってフローチャート確認しました(笑)あれが通常運転でしたね

春玄にとって思いが通じた遮那王と引き離されるのは、それほど嫌なことだったのでしょう

「俺じゃないなんて嫌なんだ。お前は誰にもやれない」「俺たちを引き裂くものは全て消す。2人で生きていくためにはそれしか道はない」

春玄の心の底にある遮那王に対する執着心と独占欲がよく出てるセリフだなーと思いました

 

平泉に向かう前に頼朝に会いに行くため山道を2人で歩いている際に、遮那王の独白で「2羽の鳥が羽ばたきながら木立を抜けていくのを私はじっと眺めた」とあります

少し前に春玄と鳥について雑談したけどすぐ終わりましたし、眺めただけなんてわざわざ入れる必要あったのかな。何か意味あるのかなと思ったんです

これは恋愛エンドの2人のことを表現してるんじゃないかなと思いました

2羽の鳥は遮那王と春玄、木立は権力や源氏とかの2人を縛るしがらみ

2羽の鳥は木立を抜けた先、障害のない大空へ羽ばたいていったのだと思います

遮那王と春玄も2人を縛るしがらみから解放されて、外の世界へどこへでも2人で行けるということじゃないかと思いました

 

悲恋エンドは春玄のみ生き残るED。春玄は源氏を恨むようになりますが、そもそもの原因は後白河法皇なんだよね・・

でもやっぱり直接手を下してきた方を憎らしくなってしまう

頼朝の悲しげな感じも・・

史実と同じく兄弟で対立してしまう悲しい終わりでした

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

 

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 弁慶 個別感想

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押しかけ女房ならぬ押しかけ家来

遮那王の肌を触った償いに家来になる!できないなら死にます!とそんなん断れないじゃんという形で、やや強引に家来になっちゃう(一部√は違うけど)

ここの春玄の「念仏でも唱えて罪を償っていろ!」「はっきり言ってこいつは馬鹿だ」が、なかなか辛辣で笑う。春玄が家来かどうかの話も合わせて、春玄と弁慶のやり取り好きです

遮那王と弁慶はお互い気遣い合う主従関係で良いなと思っています

√中、遮那王が年相応にはしゃいでいる場面もありますし、弱音も吐ける

ただ恋愛関係となると、いまいちピンとこないと言うか・・

弁慶が遮那王に平泉の子ども達と同様に肩車するとか、父親らしいことはで膝枕をするとか父親と娘感がして

遮那王が暴走して我を失っている時に身を呈して止めたり、悩んでるときは優しく励ましたり包容力があって惹かれるのもわかるんですが、私の中では親子感が最後まで抜けなくて刺さらなかったです

とは言いつつ、一番刺さらなかった原因はにじり寄るヤンデレ兄弟の存在感のせいだと思います(笑)どうしてもそっちに目がいっちゃう

プレイ当初、この√と教経√の兄弟のあまりの温度差に風邪ひきそうでした。遮那王の涙がそうさせたんか。魔性やな・・

遮那王にとんでもない執着心を持って追いかけまわすとこはこれぞヤンデレ!と思いましたね(笑)

論理感Zeroのトンデモ言動もヤバいし、言い方もねっちこいわで声優さん良い仕事してます

遮那王が捕まった際には、知盛の遮那王の絶望して泣く顔が見たいと、弁慶の光のような笑顔が見たいで対比になっているのが良かったです

弁慶は遮那王の泣き顔に興奮しないし、そりゃ弁慶の所に帰りたいってなるよね

それと私この時ストレートにバッドエンドに行っちゃってました。お気に入りのお人形を兄弟で共有しよう的な、完全に物扱い

この√の知盛は遮那王の気持ちは無視なのでそんなもんでしょうね

その後の戦場で知盛が「この前のように、私の首筋に口づければ良い」と弁慶を煽ったり、遮那王が苦しんでたら「私の気を吸いなさい」って立ち絵がじりっと寄ってくるとこはホント笑った。変態だよ・・

 

思いが通じ合ったとはいえ、弁慶の戦場での姫呼びはちょっとどうなんだろと思いました

遮那王を女性だとわかっている人の前だけならわかるんですが、知らない味方が周りにいる時も呼んでるし。もし聞かれでもしたら男装の意味ないだろと

後、ちょっと距離取ったとはいえ戦場で長々話するのも、よく知盛たち待ってくれたなと思いました

 

恋愛エンドは鞍馬寺に弁慶と小袖姿の遮那王がいましたが、そこ女人禁制じゃなかったっけ?

共通√で女人がいると問題になるって話してたのに男装しなくて良いのって思いました

 

悲恋エンドも入水ぐらいであのトンデモ生命力の重衡死ぬか?とちょっと思いました

直前に遮那王の気を吸い取ってるし、弁慶の気を吸い取りきって蛇だから泳いで逃げそうな気も・・

でも話の流れ的にさすがに死んでますよね、じゃないと救いなさすぎるし

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

 

 

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 教経 個別感想

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初っ端からお断り不可の喧嘩をふっかけてくるので何だコイツと思っていたんですが、最後までプレイしたらかなり好きなキャラになりました

教経は一言で言ったら一本筋の通った武人

ライバル視している遮那王と真剣勝負がしたい、だけど平家にいたままでは叶わない

ただ力でねじ伏せる平家のやり方に疑問を持ち、遮那王に発破かけられたのもあって、平家の名を捨て、身一つで遮那王を追いかける。うーん、思い切り良すぎぃ!

勢いよく家を出たは良いものの、良い所の坊ちゃんらしく世間知らずなので旅の支度を知盛たちに世話されたり。教経に対しては良い兄さんたちだな

途中までついてきたのは面白がってはいただろうけど、心配なのもあったんだろうな

平泉に向かう道中に平家にいた頃は関わらなかった人たちと交流し、見聞を広げ、その時の経験が後々で生かされる展開は良かったなと思います

でも、平泉にいる間遮那王に出待ちとかナチュラルにストーカーしてたのには笑った

目的が勝負するためだから誰かさんと違ってねちっこくは無かったけれども

 

燃えている六波羅で逃げ遅れた禿や家来の妻子を助ける場面で、最初なんでそんな人たちが逃げ遅れてんの!家来は妻子置いて逃げたんか!って思ったんです

でも大敗の後で大勢兵士や武将が戦死したから、たぶんその家来戦死したんだろなって思ったら何とも言えない感じになりました

生き残った人たちは自分たちが生き残るのに必死だから、同じ平家といえど従者やよそに手が回らない

それで取り残されたのかなって思うと戦の敗者は悲惨だなと

教経は生き残った平家の人たち(兵士も民も)を生存させようと手を尽くして、自分は平家の民の命と一族の業を背負って死ぬつもりと

遮那王に「馬鹿だな教経・・。こんな馬鹿はお前以外にいない」と言われ満足そうに目をつむるところなんか私も泣きそうになりました

 

恋愛エンドも2人がしこりが残りつつも幸せになるので好きなのですが、正直悲恋エンドの方が好きです

相打ちになってお互いの刃が胸を貫いているのもかまわず抱き合って、共に生きれないなら共に死のう。教経の「この空の下で共に生きることは叶わなかったが波の下で探すとしよう」のセリフや入水した後の遮那王の独白が切なかった

エンディングの遮那王が光になって消えるところや水中から水面を見上げるアングルで終わるラストとか雰囲気があって余韻が残るEDで良かったです

 

余談、√プレイ中、教盛も好きになりました。あの苛烈な兄がいて、息子や婿を庇って苦労人だし、家族思いの良いお父さんだなーと思いました

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!

 

ビルシャナ戦姫 源平飛花夢想 感想(ネタバレ無し)

↓ネタバレありの個別感想はコチラ

ストーリー

平家と源氏の命運をわけた「平治の乱」から一五年ー

栄華を極めた平家はこの世の春を謳歌し、敗れた源氏は没落の中にあった

かろうじて命を助けられた源氏の御曹司・遮那王は、山深い鞍馬に預けられ修行の日々を送っていた

そんな遮那王には誰にも知られてはならない秘密があった

ー実は女だという重大な秘密が

                      公式サイト引用

 

良かった点

ヤンデレ好きには満足

道導(フローチャート)が便利

スチルが綺麗

 

私がこのゲームを購入するきっかけはヤンデレがいると知ったからでした。結果満足です(笑)

なにせあの御仁、自分の√だけではなく一部よそ様の√でもすごい存在感を放ってきます

主人公に激重感情を持って、迫ってくる美形敵役が好きな方は刺さるんじゃないかなーと思いました

フローチャートは、既に読んだ物語であれば自由に好感度やパラメーターをいじってやり直せるというシステム。

予期せずにバッドエンドに行ってしまい軌道修正したい、はたまた他のエンドを回収したいときに長々と選択肢をやり直す手間が無かったのは良かったです

スチルも綺麗で満足ですが、少し立ち絵と雰囲気違うなと思いました。私はスチル画の方が好きでした

 

悪かった点

ストーリーが金太郎飴

バッドエンドになりやすい

 

源平合戦を元にしたゲームなので、しょうがないところかもしれませんが√によって話の流れは違えど話の舞台はどれも一緒です

2人目攻略までは良かったんですが、3人目以降になると新鮮味が無くちょっとダレました

キャラの好感度ばかり気にしているとパラメーターがかたより、ちょくちょくバッドエンドに行ってました。あれは罠だ・・。救済がフローチャートなんだろな・・

 

√、END

頼朝、知盛は2週目から解放

公式推奨攻略順は

教経→弁慶→春玄→頼朝→知盛

私もこの攻略順でしました

後、特定のキャラ攻略後フローチャートから一部サブキャラのお話も見れます

 

EDは各恋愛、悲恋エンド1つずつ、バッドエンド2つ

 

感想

キャラの心理描写、恋愛過程もしっかり描かれていて、知盛目当てで始めましたがプレイ後は他のキャラも好きになりました

√によっては史実のこれをこの形で落とし込むのかあと感心したり、かと思えば史実そこそこにファンタジーやったりで楽しめました

戦闘シーンは激しい戦いを表現しているんだろうなと思い、私は好きです

サブキャラも魅力的で特に高綱が好きです。元気いっぱいでゆるーい感じが良かったです

 

それではここまで読んでくれてありがとうございました!